「1.5次商談」を創り出すCXOレター
アポを取ること自体は目的ではありません。私は、案件受注を「リード数 × 案件化率(1/3) × 受注率(1/3)」という『1/9の確率論』で捉えています。無闇に量を追うのではなく、事前の丁寧なターゲティングと「想いを込めた手書きのCXOレター」を組み合わせることで、質の高い打席(リード)を確実に確保します。これにより、お客様が「この課題を解決できるかも」という直感を持って現れる、最初から深い議論が始まる「1.5次商談」の場を創り出します。
大組織への多階層アプローチ
過去の「単独キーマン一本足打法」での失敗経験から、大組織特有の失注リスクを排除する仕組みを確立しました。具体的には、技術的な評価をする「技術バイヤー」、使い勝手を評価する「ユーザバイヤー」、投資対効果を評価する「財務バイヤー」、そしてガイド役(水先案内人)となる「コーチ役」という、複数のキーマン(多階層)を事前に分析し、同時並行でアプローチを仕掛けます。
必然性がない時にこそ「ナーチャリング」
すぐに案件化しないリードも、決して無駄にはしません。1ヵ月、3ヵ月、半年といった頻度(ナーチャリングカレンダー)を設計し、地道で滑らかな定期コンタクトを重ねます。必然性がない(案件化していない)時期にこそ貴社のマインドシェアを徹底的に上げておくことで、「いざ案件が発生した時に、競合他社に入り込む隙を与えず指名される(戦わずして勝つ)」状態を構築します。



菅原 康之